海洋ゴミ楽器大図鑑

 


オーシャンウインドチャイム


現在パーカッションキットに欠かせないアイテムとして

認知されるようになった『ウインドチャイム』を

海や河川敷に落ちていたアルミ缶を鋳造して作ったので

『オーシャンウインドチャイム』と命名しました。

 

天から降り注ぐ光を思わせるような音色がします。

 

どんな音が出るの?



主な材料

 

 

・アルミ缶

・流木

・釣り糸

 



制作風景


 

まずは材料となるアルミ缶を採取。洗浄して、素材としての純度を高めます。

この際に悩みの種なのがタバコのたくさん詰まった空き缶です。

フタが出来るタイプの空き缶には割と高い確率で詰まっているので要注意。

  


  

次に用意するのは金属を鋳造するための自作の炉。七輪を改造して作りました。

アルミ缶の融点は約660℃なので、

 炭は備長炭を使用し、ブロアーで七輪に風を送り

火力を高めて、るつぼでアルミ缶を溶かしこみます。

(※大変危険なので、絶対安易に真似をしないで下さい。)

 


 

アルミの棒を大量に作って、後はそれを釣り糸で流木に固定したら完成です!!